ネパール最終日はまるまる一日あったので、ネパール最古で最大のヒンドゥー教寺院パシュパティに行ってみることにしました。
寺院の中はヒンドゥー教徒しか入れないのですが、寺院のすぐ横を流れる川沿いでは、ヒンドゥー教徒の沐浴や火葬を見ることができます。
川沿いにはオープンエアの火葬台が3台ぐらいあり、私が訪れた時ちょうど火葬の真っ最中で、オレンジ色の布に包まれた死体がメラメラと燃え上がり、異様な匂いが辺りに充満していました。
輪廻転生を信じるヒンドゥー教では、死者のお墓を作ることはなく、遺灰はそのまま川に流して終わりです。ちょっと先の方に目を向けると、その川下100mぐらい先で、女の人が普通に洗濯してましたけども。
ここはとても神聖な場所なのですが、世界的な観光地でもあるので、ツアー団体の方々がパチパチと写真を撮っていて、現地のガイドさんも写真を撮るように促していました。私はというと流石に写真を撮る気持ちにはなれず、火葬の様子をただずっと見ていました。
丘の上の森には墓地が。野生の猿とかいっぱい。
世界遺産です。
パシュパティを見た後もう少し時間があったので、さらに東に足をのばしネパールの小京都、世界遺産の街バクタプルにも行ってみました。
街を見学するだけで、外国人は1500ルピー(1500円ぐらい)。高っ。
お祈りおじさん。一眼レフの立派なカメラで撮影してた白人男性は、写真とったなら金くれ、って請求されてました。
この町には観光客むけに、やや洒落たカフェもチラホラありました。
カフェで隣り合わせたドイツ人の青年と少しおしゃべりしました。大学を卒業したばかりの彼は3ヶ月間ネパールに滞在しているそうで、この後もう6ヶ月いる予定だそうです。いいね、ヒマそうで。私も十数年前にタイでそんなことしたような。
バクタプルでは少しノンビリした気持ちでお茶を飲んだり、あてもなくぶらぶら歩いたり、お土産のヒマラヤ岩塩を買ってみたりしました。
そんな感じでカトマンズに戻り、最後の晩餐は少し豪華なネパール料理のレストランへ。
Thamel House Kathmandu
エベレストビール2本と、ネパール定食ダルバートのコース料理を頼んで、2200ルピー(?2200)。ここのダルバートは、さすが高級店だけあって、とても美味しく繊細な味付けがしてありました。
ローカルワイン、粟の焼酎ロキシーもいただきました。
まるで息の合っていない、ネパールダンスショーとか。
という感じのネパール10日間、全くもってインスパイアリングでした。治安もそこそこ良いので、殺伐とした事は無く、人々は素朴で穏やか、また、少し厚かましくてたくましいのでありました。
そして空港へ。eチケットが当たり前の私、何も持たずにつかつか空港に入ろうとしたら入り口で係員に止められ、「航空券もってないと中には入れませんよ」と言われました。
えー、今時eチケットっしょ?と返答すると、「何人だ?」と聞くので、日本人ですけど、とパスポートを見せると、「コンニーチワ、入っていいよ」と、アッサリ入れてくれました。
アメリカ、イギリスに継いで、世界でもかなり強い日本のパスポート。私、10年間も同じ写真がイヤなのと、赤より紺色が好き、というアホな理由で5年用のパスポートです。
あー、楽しかった。色んな事が起こって色々考える場面もあり、たった10日そこらでしたが、やはり旅の最後に思うことは、自分は日本に住んでる日本人なんだなー、という事でした。
新年早々、仕事とは全く関係無い内容で立て続けに更新しました。お付き合い下さってありがとうございました。今日から仕事に戻っておりまーす!!
寺院の中はヒンドゥー教徒しか入れないのですが、寺院のすぐ横を流れる川沿いでは、ヒンドゥー教徒の沐浴や火葬を見ることができます。
川沿いにはオープンエアの火葬台が3台ぐらいあり、私が訪れた時ちょうど火葬の真っ最中で、オレンジ色の布に包まれた死体がメラメラと燃え上がり、異様な匂いが辺りに充満していました。
輪廻転生を信じるヒンドゥー教では、死者のお墓を作ることはなく、遺灰はそのまま川に流して終わりです。ちょっと先の方に目を向けると、その川下100mぐらい先で、女の人が普通に洗濯してましたけども。
ここはとても神聖な場所なのですが、世界的な観光地でもあるので、ツアー団体の方々がパチパチと写真を撮っていて、現地のガイドさんも写真を撮るように促していました。私はというと流石に写真を撮る気持ちにはなれず、火葬の様子をただずっと見ていました。
丘の上の森には墓地が。野生の猿とかいっぱい。
世界遺産です。
パシュパティを見た後もう少し時間があったので、さらに東に足をのばしネパールの小京都、世界遺産の街バクタプルにも行ってみました。
街を見学するだけで、外国人は1500ルピー(1500円ぐらい)。高っ。
お祈りおじさん。一眼レフの立派なカメラで撮影してた白人男性は、写真とったなら金くれ、って請求されてました。
この町には観光客むけに、やや洒落たカフェもチラホラありました。
カフェで隣り合わせたドイツ人の青年と少しおしゃべりしました。大学を卒業したばかりの彼は3ヶ月間ネパールに滞在しているそうで、この後もう6ヶ月いる予定だそうです。いいね、ヒマそうで。私も十数年前にタイでそんなことしたような。
バクタプルでは少しノンビリした気持ちでお茶を飲んだり、あてもなくぶらぶら歩いたり、お土産のヒマラヤ岩塩を買ってみたりしました。
そんな感じでカトマンズに戻り、最後の晩餐は少し豪華なネパール料理のレストランへ。
Thamel House Kathmandu
エベレストビール2本と、ネパール定食ダルバートのコース料理を頼んで、2200ルピー(?2200)。ここのダルバートは、さすが高級店だけあって、とても美味しく繊細な味付けがしてありました。
ローカルワイン、粟の焼酎ロキシーもいただきました。
まるで息の合っていない、ネパールダンスショーとか。
という感じのネパール10日間、全くもってインスパイアリングでした。治安もそこそこ良いので、殺伐とした事は無く、人々は素朴で穏やか、また、少し厚かましくてたくましいのでありました。
そして空港へ。eチケットが当たり前の私、何も持たずにつかつか空港に入ろうとしたら入り口で係員に止められ、「航空券もってないと中には入れませんよ」と言われました。
えー、今時eチケットっしょ?と返答すると、「何人だ?」と聞くので、日本人ですけど、とパスポートを見せると、「コンニーチワ、入っていいよ」と、アッサリ入れてくれました。
アメリカ、イギリスに継いで、世界でもかなり強い日本のパスポート。私、10年間も同じ写真がイヤなのと、赤より紺色が好き、というアホな理由で5年用のパスポートです。
あー、楽しかった。色んな事が起こって色々考える場面もあり、たった10日そこらでしたが、やはり旅の最後に思うことは、自分は日本に住んでる日本人なんだなー、という事でした。
新年早々、仕事とは全く関係無い内容で立て続けに更新しました。お付き合い下さってありがとうございました。今日から仕事に戻っておりまーす!!